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診療放射線科

概要

急性期の視点から迅速且つ精度の高い検査体制を構築するため、知識、技術の向上を目指し、効率のよい最良の検査を院内だけではなく地域に提供できるような体制を整えております。
高度な装置を導入だけではなく、よりよい検査環境を整え診療放射線技師として多様な医学的知識や工学的知識も最大限活かし、正確に、迅速に、的確に優しい対応を心がけております。
当院の診療放射線技師の紹介 (27名 男17名 女10名)
医学物理士
2名
第一種放射線取扱主任者
 2名 
X線CT認定技師
4名
マンモグラフィー撮影技術認定技師
8名
胃がん検診専門技師
2名
日本ハイパーサーミア学会認定技師
1名
放射線管理士
5名
放射線機器管理士
5名
Ai認定診療放射線技師
3名
画像等手術支援認定診療放射線技師
1名
放射線被ばく相談員
2名
撮影件数
CT
約1100件/月
MRI
約400件/月
シャントPTA
約 200件/月

320列エリアディテクターCT(キヤノンメディカルシステムズ社製)

最新の320列エリアディテクターCT(キヤノンメディカルシステムズ社製)で全身の検査が行えます。320列とは一度に撮影できる断面の数で、列数が多いほど一度に撮影できる範囲が広くなります。現在臨床で使われている装置の最高が320列で、1回転の撮影で160mmの撮影が可能です。脳や心臓領域は寝台を移動させることなく1回転の撮影で検査をすることが可能な為、被ばく線量や造影剤の使用量を減らすことができます。心臓のような動く臓器の場合でも超高速に撮影しているため動きによる影響も少なくなります。また、新しい画像構成技術の搭載によりノイズを低減し、金属による画像の乱れも改善し、従来の装置より少ない被ばく線量での検査が可能です。画像処理能力も高く、心臓の機能解析や高度な3D画像の作成も可能です。
320列ADCT Aquilion ONE

冠動脈CT検査

心臓カテーテル検査と比べて安全で短時間で検査が可能です。
苦痛が少なく重篤な合併症も少ない低侵襲の検査のため、入院の必要がなく、外来で検査が可能です。

CTA検査(CT Angiography)

造影剤を使用して血管を描出する検査です。血管の閉塞や狭窄、脳動脈瘤、脳血管奇形、大動脈解離、下肢動脈閉塞などを検出します。

大腸CT検査

大腸を膨らませるための炭酸ガスをお尻から注入し撮影をします。検査は10~15分程度と短時間です。内視鏡を挿入せずに大腸を診断する新しい大腸検査方法です。
CT画像より仮想内視鏡画像を作成することができます。

骨折3DCT検査

レントゲン画像ではわかりづらい骨折などに有用です。3D画像を作成することで骨折や変形がわかりやすくなります。

従来のCTの課題を克服

新技術「金属対応再構成技術SEMAR(シーマー)」により従来CT装置の課題であった金属による画像の乱れを補正することが可能です。

1.5テスラMRI装置 (canon社製、Vantage Titan)

検査音の発生源を真空封入するという独自の構造を採用し、検査音の大きさを聴感で約1/10までカットしました。小さいお子様やご高齢の方でも安心して検査を受けていただけます。また、71cmの広い開口径と約1.5mの短い奥行きのため、骨部や足の検査であれば頭部がMRI装置の外に出る場合もありますので、閉所が苦手な方でも安心して検査をお受けいただけます。

MRI検査とは

MRIは非常に強い磁石と電波を利用して人体のあらゆる角度の断面を撮影する検査で、放射線被曝がありません。CTと比べて骨や空気の影響を受けにくく組織間コントラストに優れ、軟部組織・筋肉・骨・靭帯・腱などが明瞭に観察でき、造影剤なしで血管や胆管膵管の画像も得られます。身体の構造や病変の有無、大きさだけではなく、どのような成分で構成されているかという推定が可能です。主に脳・脊椎・四肢・骨盤・乳房の撮影に優れ、呼吸や心臓の動きに合わせた腹部や心臓の撮影も可能です。

検査方法や検査時間

検査は超伝導電磁石でできた巨大な筒状の装置に寝台ごと入って行います。検査時間は長く、概ね20分~60分です(検査部位・条件により異なります)。検査中は工事現場のような様々な機械音がします。大きな音が出ている間に撮影しています。動くと画像がぶれてしまいますので、撮影中は動かないでください。MRIは非常に強い磁石と電波を利用して人体のあらゆる角度の断面を撮影する検査で、放射線被曝がありません。CTと比べて骨や空気の影響を受けにくく組織間コントラストに優れ、軟部組織・筋肉・骨・靭帯・腱などが明瞭に観察でき、造影剤なしで血管や胆管膵管の画像も得られます。身体の構造や病変の有無、大きさだけではなく、どのような成分で構成されているかという推定が可能です。主に脳・脊椎・四肢・骨盤・乳房の撮影に優れ、呼吸や心臓の動きに合わせた腹部や心臓の撮影も可能です。

禁忌・注意事項

手術をして金属が体内にあったり、身体に金属を身につけていると、画像が乱れて検査に支障をきたすだけでなく、MRI装置に金属が磁力で引っ張られて、体内金属が動いたり、身に付けたものが飛んで装置に引きつけられたりするので大変危険です。出来るだけ検査着に着替えていただくようにご案内をしております。
外していただく体外の金属例
眼鏡/アクセサリー/ヘアピン/腕時計/鍵/入れ歯/携帯電話/磁気カード/エレキバン/使い捨てカイロ/ライター/補聴器/湿布/カラーコンタクト/アイメーク 等
※ほとんどのマスクは付けたまま撮影可能です(金属のついたマスクは外します)。
※心臓にペースメーカー等の心臓デバイスを使用している方はMRI検査を受ける際に条件があります。
・条件付MRI対応デバイスの植込み後、約6週間経過していること
・条件付MRI対応デバイス本体とリードの全てが同一メーカーで条件付MRI対応機種であること
・その他にMRI禁忌となるような植込み金属がないこと
なお検査予約日には条件付MRI対応デバイスのカードと手帳の提示が必要です。
検査当日は循環器医師、臨床工学士、放射線技師が安全に検査できる体制を整え撮影します。

MRI用の造影剤について

比較的安全な薬剤ですが、気管支喘息や重篤な腎障害等がある方は原則禁忌です。

画像例

<左:頭部DWI画像、右:MRA(血管)画像>
DWI画像の白いところが急性期の脳梗塞、血管画像では閉塞した血管が描出されていない
<膝関節領域>
膝関節領域ではX線診断では難しい靱帯や半月板などの組織も明瞭に描出することができます
<腰髄>
古い圧迫骨折(→)と新しい圧迫骨折(→)が区別できます。
<MRCP>
造影剤を使用せずに胆管・膵管が描出できます。
<下肢MRA>
3回に分けて足全長の血管画像が得られます
<乳腺>
乳腺造影検査ではうつぶせで40分程度の撮影を行います。他の検査に比べて癌の検出に優れ乳癌の治療に際して広がり診断や多発などの存在診断、外科術前診断、化学療法治療効果判定などに有用です。
乳腺MRIガイドラインによる撮影の標準化を満たした(1.5テスラ以上、乳房専用コイル、腹臥位、両側同時撮影、Dynamic撮影、3mm以下スライス)撮影を行っています。
<心臓>
心臓の撮影は息止め+心電図モニタ併用で動いている心臓をシネ画像として観察できるほか、心駆出率・拍出率・心容積などの機能評価や、心筋の状態の評価も可能です。

造影剤投与について

当院では、検査前に造影剤を入れる為の血管確保を別室にて行います。そこで事前に患者様に記入して頂いたヨード造影剤使用の問診票や内服の中止(糖尿病治療薬)、前投薬、前処置がないかの確認を行います。また、検査内容によって、お食事や排尿の有無を伺います。造影検査終了後30分間は副作用が出やすい為、院内にて待機して頂き、容態を観察してからお帰り頂いております。

血管撮影装置 (キャノンメディカルシステムズ社製 Infinix Celeve 8000V)

血管造影検査 (Angio) とは、カテーテルという細い管を手首や足の付け根から挿入し、造影剤を注入して血管の疾患を調べる検査です。また、狭くなった血管を広げる血管形成術や、出血している血管を塞ぐ血管内塞栓術等の血管内治療 (IVR) を行う事も可能です。
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当院では、FPDを搭載した血管装置(キャノンメディカルシステムズ社製 Infinix Celeve 8000V)を2台配置し、被曝、造影剤使用量を抑えながら、診断能力の高い鮮明な画像の提供しています。

第一カテ室

手術室に隣接された第一カテ室には、バイプレーンシステムの装置を採用。循環器科による心血管・下肢血管、脳外科による脳血管、放射線科による腹部血管等の検査・治療を行っております。

第二カテ室

1階の放射線科部門にある第二カテ室には、シングルプレーンの装置を採用。主に腎臓外科による透析用シャントの血管治療を行っております。年間2400例を超え、全国的にも非常に多い症例数となっています。
当院では、血管内治療センターのスタッフと共に5名の担当技師が、日々これらの業務に従事し、休日・夜間でも緊急時の素早い対応が可能となっています。

乳房X線撮影装置(マンモグラフィ) キャノンメディカルシステムズ社製 Pe・ru・ru DIGITAL

乳房のX線撮影のことをマンモグラフィーと呼びます。乳房は厚みがあり、やわらかい組織で構成されているため、乳房専用のX線装置を使用し、圧迫板で薄くして撮影します。触診では見つけにくい、腫瘍や微細な石灰化を発見できるため、乳がんの早期発見に有効です。個人差はありますが、多少痛みを伴う場合もあります。

当院の装置

FPD(フラットパネル)搭載型の装置(キャノンメディカル
システムズ社製 Pe・ru・ru DIGITAL)を導入しています。
圧迫板や装置の角が丸くなっており、痛みを軽減するデザインになっています。   

検査内容

圧迫板で圧迫して撮影します。圧迫することで乳腺組織を薄く均一に広げ、病変を明瞭に描出することができます。圧迫は強めですが、乳房を薄くすることで放射線の被ばく線量を低減することができます。基本的には上から挟むCC撮影と、斜めから挟むMLO撮影の2方向を片方ずつ撮影します。検査時間は5~10分程です。
 

認定

検診の精度管理を行っている日本乳がん検診精度管理中央機構のマンモグラフィー検診施設画像認定を取得しています。また、検診マンモグラフィー撮影認定を取得している女性技師が撮影しています。

注意点

以下の方はお申し出ください。
 ・心臓ペースメーカーを装着している方
 ・豊胸手術をしている方
 ・乳房再建手術をしている方
 ・脳室-腹腔内シャント(水頭症手術)がある方

一般撮影装置

一般撮影とは

X線を用いて行う、胸部、腹部、骨格系、歯等の撮影を総称していいます。単純X線撮影ともいわれ、人体の各臓器のもつ固有のX線吸収差だけを利用し、造影剤を使用しないで撮影する方法です。侵襲性が低く、簡便に身体内部の構造をみることができ、広く利用されている検査です。撮影部位により呼吸の停止をお願いしたり、いろいろな撮影体位をとっていただきます。当院では、2021年5月に撮影装置を更新し、撮影のスループットを上げることによる待ち時間の短縮を図ると共に、さらなる被ばく低減に努めています。

撮影を受けるにあたって

金属(ネックレス・ピアス・ヘアピン・指輪・ブレスレット・時計など)やプラスチック・湿布・カイロなどは、X線写真に写るため、撮影部位にあわせて外すようにお願いしております。検査着も用意しておりますので、必要な方はお申し出ください。妊娠またはその疑いがある方は、撮影前にお申し出ください。その他ご不明な点は、撮影担当技師へお尋ねください。

再撮影低減に向けて

ASSISTA Managementを利用し、各種撮影情報や,再撮影の発生状況を管理することにより、撮影条件の分析や最適化,効率的な検査体制の構築,再撮影の原因分析などに取り組んでいます。

X線TV装置

Canonメディカル社製ZEXIRAに近年更新しました。
 
撮影はもちろん透視検査から治療まで幅広いニーズに対応します。X線出力が高くFPD採用のため広範囲な透視や連続撮影も可能です。シャントPTAなどの血管内治療などやERCPなどの内視鏡検査でも操作性が良く、画像も鮮明に描出できます。また被曝低減もサポートしているほか撮影線量の管理も可能です。また長尺撮影も可能になりました。活躍の範囲が日々増加しています。
 
美しく健やかな暮らしを社会に。
HIDAKA-KAI GROUP
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