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薬剤部

薬剤部長挨拶

薬剤部では、患者様に安心・安全な医療が提供できるように正確に医療情報を処理し、調剤はもとより、院内医薬品の適正管理に努めています。
近年、医療の高度化に伴い薬剤師も高い専門性が求められています。そのニーズに応えるべく、各部員が目標をもって日々研鑽を積み、様々な領域においてチーム医療に参画し、その職能を発揮しています。
患者様の入退院支援を通して、地域の医療機関等と連携を図り、シームレスな医療が提供できるように取り組んでいます。外来調剤においても継続した服薬支援を行っています。
働き方改革へも力を入れ、部員が活き活きとやりがいを感じられる職場環境を目指しています。

薬剤部スタッフ

薬剤師23人(うち平成日高クリニック専従3名)、助手15人(うち平成日高クリニック専従8名)

業務内容

① 調剤業務(入院・外来)
薬を安全に使用していただくために、薬剤師は処方箋の内容を確認したうえで調剤を行っています。患者さん一人ひとりの体重や採血
結果、既往歴や副作用歴、薬の飲み合わせなどを見ながら、医師とともに薬物療法をサポートしています。

  • 入院調剤
基本的に一包化し、薬剤師と看護師が連携した配薬カート運用で服薬支援を行っています。
             配薬カート
            注射調剤
  • 外来調剤
多くは院内処方となっています。お薬手帳やカルテ等で治療 状況を確認しながら薬をお渡ししています。きめ細やかは服薬説明を心がけています。患者様の希望にもとづき、院外処方も行っていますのでお気軽にご相談ください。
 
② 注射業務
  • 高カロリー輸液調製
無菌的に注射薬を混合調製しています。
  • 放射性医薬品調製
がんの転移を調べるための診断薬を作成しています。放射線被曝に特段配慮した環境下で無菌的に調整しています。
  • 注射抗がん薬調製
がん化学療法は有用性と副作用リスクの上に成り立ってます。薬剤師は、がん患者一人ひとりの状態を考慮し、抗がん薬が適正に使用さ れているかチェックします。調製時には安全キャビネットや閉鎖式薬物移送システム(CSTD)を使用し、十分は抗がん薬曝露対策を行っています。

D I ( Drug Information )

月1回DI情報を院内へ配信し、新規採用薬や後発品切り替え、期限切れの薬、医薬品安全性情報、季節や社会情勢に合わせたトピックス(新型コロナワクチンQ&A)などをアナウンスしています。

病棟業務



入院患者さんへ薬の飲み方や副作用・効果・注意点などを説明します。入院時には持参薬や薬歴・既往歴・副作用歴・アレルギー歴などを確認し、患者さんの状態に適した薬物療法が行えるよう医療スタッフと連携しています。また、退院時服薬指導を行い、退院後の生活をふまえた服薬支援や他施設との薬薬連携を行っています。

チーム医療における薬剤師の役割

① NST(栄養サポートチーム)

NST(栄養サポートチーム)とは、患者さんの最適な栄養管理を考えることで、低栄養状態の改善や予防を行う医師・栄養士・看護師・検査技師・薬剤師等で構成されたチームです。週に2回、患者さんの元へ向かい栄養状態の評価を行っています。
患者さんは病気によっては食事が摂れず、低栄養状態になってしまうことがあります。栄養剤といっても多くの種類があります。薬剤師は患者さんに最適な栄養を取ってもらうために、内服薬や注射薬などの細かい薬の情報をもとに最適な栄養剤を提案しています
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② 褥瘡対策

褥瘡対策委員会でのチーム活動は褥瘡の予防から治療までを多職種協働で検討、実践しています。薬剤師の役割は褥瘡を正しく評価し、基礎疾患や栄養状態、薬剤の使用状況などを総合的に捕らえて患者個々にあった外用薬等を提案しています。また、ドレッシング材、や褥瘡予防寝具の選定やポジショニングなどの検討も行っています。週に1回褥瘡回診への参加や勉強会の開催を行っています。
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③ 感染制御チーム(ICT)と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

新型コロナウイルス感染拡大により感染症が注目される一方で、以前から病院では脅威として対峙してきました(インフルエンザ集団感染、耐性菌による院内感染など)。
感染症に対抗するためには、感染を広げない、適切な抗菌薬(抗ウイルス薬)を使用することが大切です。
薬剤師は消毒薬の管理や抗菌薬の選択・投与量の提案、抗菌薬の使用による耐性菌検出の推移確認を行い感染対策に貢献しています。
活動は、週1回の医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師によるICT院内巡視、ASTミーティングを実施しています。一方で日常的な観察が重要なため、目を光らせています。
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④ 腎臓病サポートチーム

  • 腎排泄薬剤の管理
腎排泄薬剤について、入院・外来患者全ての処方に対し薬剤師が適正用量を評価し副作用・薬剤性腎障害を防いでいます
特に注意が必要な腎排泄薬剤においては、電子カルテのオーダー画面での注意喚起システムを導入しています。
  • 腎臓病教室、入院患者への教育・指導
長期治療となるCKDや、体調・生活環境の変化が大きい透析導入、腎移植後の免疫抑制剤治療については、分かりやすく患者さんへ説明しています。
腎臓病教室ではまた高崎イオンでの催しでの薬剤師ミニレクチャーやYouTubeでの動画配信も行い、広く薬の情報発信をしています。
 
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⑤ 糖尿病サポートチーム、糖尿病教室

チーム内で情報を共有し、服薬指導を通じて、療養指導を行っています。またカンファレンス等では薬効の評価や医薬情報の提供を行っています。糖尿病教室では治療薬について分かりやすく説明しています。
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⑥ DST(認知症サポートチーム)

認知症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられることを目的としたチームにおいて、抗認知症薬や、睡眠薬、抗精神病薬など、様々な薬剤について適正使用が行えるよう、処方提案を行っています。一方で副作用回避や認知症関連症状の緩和目的の減量・中止提案も行っています。週1回の病棟ラウンド(2021年現在中止中)や、事例検討会を行っています。
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⑦ 化学療法

近年、がん治療は入院せず外来で抗がん剤治療を行う外来化学療法が増加してきました。がん治療の柱であるがん化学療法は薬の選択、投与順序、投与量、投与時間、投与期間、副作用対策など治療法よって異なり、多くの専門知識や十分な注意と管理が必要です。
化学療法委員会は、外来入院がん化学療法を安全かつ有効に行うため、治療を標準化することを目的としており、2か月に1回新規レジメンの承認検討や院内がん化学療法施行患者数把握、他施設の動向など情報共有を行っています。薬剤師は薬剤についての情報収集、レジメン管理、薬品管理、副作用対策や支持療法おける処方提案、患者への薬剤説明を行っています。
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⑧ 緩和ケア

緩和ケアとは、精神や身体、社会的苦痛を和らげ自分らしい生活を送るための支援です。
緩和ケアチームでは、疼痛アセスメントと疼痛緩和サポート、不安の軽減や心理的ケア、在宅療養や転院へのサポートを行っています。週1回カンファレンスと月1回勉強会を開催し、緩和ケアにあたる知識を院内に浸透させるよう努めています。
薬剤師は医療用麻薬の適正使用、鎮痛補助薬その他薬物療法の支援を行っています。

資格・認定

  • 日本褥瘡学会認定薬剤師 1名
  • 腎臓病療養指導士 1名
  • 日本DMAT隊員 1名
  • 認定実務実習指導薬剤師 3名
  • インフェクションコントロールドクター(ICD)1名
  • スポーツファマシスト 2名
  • 栄養サポートチーム専門療法士 1名
  • 漢方・生薬認定薬剤師 1名

学会発表

  • 第1回群馬県薬学大会「認知症サポートチームにおける薬剤師のかかわり」
  • 第3回群馬県薬学大会「抗菌薬適正使用チーム(AST)活動成果報告~カルバペネム系抗菌薬の使用量と薬剤耐性菌発生率の変化~」
  • 第8回日本臨床腫瘍薬学会薬学大会「化学療法施行後に急性腎障害を来した症例から学ぶこと~薬剤師の介入ポイントとは~」
  • 第64回日本透析医学会学術集会・総会「維持血液透析患者の処方適正化の取組みと現状
 
美しく健やかな暮らしを社会に。
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