PTAについて
PTAとは?
維持透析をされている患者様にとって、シャント・人工血管は本当の意味での ”命綱”です。しかしながら、時間が経過するにつれ、ある一定の頻度で必ずシャントは閉塞・荒廃してしまいます。
閉塞してから手術で新しくシャント・人工血管を作成する・・・のでは血管がいくらあっても足りません。また手術の負担も大きくなっていきます。
手術ではなく、血管に皮膚の外からバルーンを挿入し、狭いところで拡張する方法をPTAといい、近年急速に広まってきています。PTAはバルーンカテーテルを用いて、血管を内側から拡張することで血流を確保、再開させる治療方法です。
日高病院腎臓外科のPTAについて
当院では、多くの患者様の治療を経験しております。
PTAは、シャント・人工血管を詰まりにくくするためだけのものではありません。”日々のお手入れ”をすることによって、シャント・人工血管を使いやすくすることが可能です。
また閉塞してしまったシャント・人工血管も症例によってはPTAで再開通させることも可能です。当院では2004年より閉塞人工血管へのPTAによる血栓除去を行っており、全国的にみても多くの症例を経験しています。お困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。