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病理専門医コース

プログラムの目的と特徴

本プログラムは初期臨床研修終了後、日本専門医機構の定める病理専門医研修プログラム(具体的には日本病理学会が制定した病理専門医研修カリキュラムおよび病理専門医研修手帳)に則って、3年間の研修を行うことにより日本専門医機構が行う病理専門医試験の受験資格を取得することを目的とします。
 
このコースを履修することにより、同時に死体解剖資格(死体解剖保存法に基づく国家資格)の取得と日本臨床細胞学会が行う細胞診専門医資格認定試験の受験資格取得もできます。
 
病理専門医とは病理診断学の領域における適切な教育を受け、十分な知識と経験をもち、臨床医並びに患者から信頼される標準的な病理診断を提供できる医師と定義されます。日高病院は日本病理学会から病理専門医研修認定施設として認定されています。平成27年に新たに設立された日高病理診断研究センターを教育研修の場として活用し、病理専門医の育成を行います。

研修達成目標

一般目標は病理専門医として適切な医療に貢献するために、病理診断学に必要な知識、技能、態度を身につけることです。
 
知識についての行動目標としては、病理業務に関する知識の習得と病理診断に必要な知識の習得が挙げられます。
 
技能についての行動目標としては、病理解剖の執刀能力、生検・手術材料の診断能力、細胞診断の能力、病理組織標本の作製能力、免疫染色・電子顕微鏡・遺伝子解析の原理を説明し結果を解釈できる能力、CPCや臨床カンファランスでの発表能力などが挙げられます。
 
病理医に求められる態度に関する行動目標としては、患者や遺族に対する配慮、臨床医との適切な対応、コメディカルとの協調、精度管理への積極的な態度、人体病理学に関する研究心を持ち発表する態度などが挙げられます。

各年次における具体的な目標

1年目

  1. 病理組織標本の取扱い、標本作製、免疫染色が実施できること
  2. 生検・手術例の診断を1000件程度経験すること
  3. 細胞診断を300件程度経験すること
  4. 迅速診断を15件程度経験すること
  5. 剖検を10例程度実施し、CPCにて報告すること

2年目

  1. 免疫染色、電子顕微鏡、遺伝子解析について学び、結果を解釈できること
  2. 生検・手術例の診断を1500件程度経験すること
  3. 細胞診断を400件程度経験すること
  4. 迅速診断を20件程度経験すること
  5. 剖検を10例程度実施し、CPCにて報告すること
  6. 日本病理学会などにおいて症例報告を行うこと
  7. 群馬大学病院等研修協力施設における3ヶ月程度の研修を体験すること

3年目

  1. 病理業務の精度管理、バイオハザード、法的側面の説明ができること
  2. 生検・手術例の診断を1500件程度経験すること
  3. 細胞診断を400件程度経験すること
  4. 迅速診断を20件程度経験すること
  5. 剖検を10例程度実施し、CPCにて報告すること
  6. 初期研修医のCPCレポート作成を教育指導できること
  7. 人体病理学に関する論文を作成し雑誌に投稿すること

指導医

指導医
中里 洋一
専門医
山根 優子

日高病院の病理業務実績

年度
2013年度
2014年度
生検・組織診断
3,013件
3,164件
うち迅速診断
18件
23件
細胞診
6,086件
6,093件
病理解剖
12例
11例
CPC開催
8回
10回
スタッフ
病理医:常勤1名、非常勤1名
臨床検査技師:常勤4名、非常勤2名(うち細胞検査士4名)
 
美しく健やかな暮らしを社会に。
HIDAKA-KAI GROUP
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